更新日:2019年11月19日
目次
京都の今熊野観音寺の御朱印の情報などを掲載します。
1. 参拝時間
午前8時~午後5時
詳しくはこちら
2. 御朱印
■御朱印
『弘法大師』
『大悲殿(洛陽十九番)』
『大悲殿(西国十五番)』
『ぼけ封じ観音(近畿十楽一番)』
『御詠歌』
『恵比須神(京都七福神)』
■志納金
300円
■場所
本堂
3. 見どころ
■山号
『新那智山』
■宗派
『真言宗泉涌寺派』
■御本尊
『十一面観世音菩薩』
弘法大師空海 作
■開基
『弘法大師空海』
■由緒
ある日、弘法大師空海が東寺で修行をしていると、東山より一筋の光明が見えました。空海が山中に向かうと一人の老翁が現れ、十一面観世音菩薩像を空海に託し、その後、老翁のいう通り、その場所にお堂を建てました。これが今熊野観音寺の始まりです。
余談になりますが、空海が唐で密教を学んで帰国後、嵯峨天皇より東寺を託されました。託された後に今熊野観音寺を創建したのかどうか気になるところです。
本堂には、弘法大師空海が彫ったとされる御本尊の十一面観世音菩薩が安置されており、体内仏に老翁(熊野権現)より授かった十一面観世音菩薩が祀られています。
今熊野観音寺を創建した弘法大師空海が祀られており、本堂向かって右手にあります。
大師堂前に立つ「ぼけ封じ観音」は、「ぼけ」や「頭痛」封じの御利益があるとされており、また、頭の観音様として親しまれています。子護大師、本堂、大師堂、ぼけ封じ観音の順でお参りしてはどうでしょうか!?
寺院の創建時、空海が錫杖で岩の根元に穴をあけたところ清水が湧き出てきました。この水が「五智水」で、「五智水」が井戸水として湧き出したものが「五智の井」です。五智の井は本堂正面にあります。
子供の心身健康、学業成就、諸芸上達、交通安全の御利益があるとされています。御祈祷を受ける場合は、本堂受付へ申し込む必要があるそうです。鳥居橋を抜けると最初に出迎えてくれる像が、この子護大師像です。奥の階段を上がると五智の井、本堂があります。
山上にそびえる色鮮やかな多宝塔。まるで平安京にある大内裏・正庁朝堂院の建物を思い起こさせます。医聖堂は人類の健康を願い建てられたお堂です。
その他の境内建築物。
2社ある鎮守社の1つで、稲荷明神が祀られています。
2社ある鎮守社の1つ。
金色の巳(蛇の神)が祀られています。
今熊野観音寺の正面入口。朱色の橋が印象的。
鳥居橋、子護大師、五智の井、大師堂などの周りには、たくさんのもみじの木がありました。秋の紅葉シーズンには赤や黄など色鮮やかな紅葉が楽しめることでしょう。
4. アクセス
バスは混雑や交通状況で時間が読めないため、主に電車での交通アクセスを紹介します。
京都駅から電車の場合
↓
↓京都駅
↓ JR奈良線 2分 140円
↓東福寺駅
↓
↓徒歩 18分
↓
今熊野観音寺 MAP
所要時間:20分 ※待ち時間などは含まず
交通費:140円
その他のアクセス
・京都市バス 208系統
「京都駅前」→「泉涌寺道」下車 → 徒歩約10分
5. 周辺の寺社情報
今熊野観音寺からすぐの場所に御寺の泉涌寺、西に徒歩20分圏内に勝林寺、国宝三門で有名な東福寺があります。初夏は青もみじなど緑が綺麗なところなので、一度訪れてみてはいかがでしょうか!?