目次
滋賀の三井寺(長等山園城寺)の御朱印や見どころなどの情報を掲載します。
1. 拝観時間
午前8時~午後5時
※受付は午後4時まで
詳しくはこちら
2. 御朱印
■御朱印
『釈迦如来』
『弥勒佛』
『西国三十三所観音霊場』
『湖国十一面観音霊場』
など
■志納金
300円
■場所
釈迦堂
金堂
金堂横の朱印所
微妙寺
観音寺
御朱印をいただける場所は上記のようになります(その他にもあったかも?)。場所によっていただける御朱印が違います。釈迦堂(釈迦如来)、金堂(弥勒佛)、金堂横の朱印所(弥勒佛)、微妙寺(湖国十一面観音霊場)、観音堂(西国三十三所観音霊場)などとなります。金堂は弥勒佛以外にもいただけたかもしれません。
3. 見どころ
■山号
『長等山』
■宗派
『天台寺門宗総本山』
■御本尊
『弥勒佛』
■開基
『大友与多王』
正式名称は「長等山園城寺」。
■由緒
大友与多王が父の菩提を弔うために創建しました。
三井寺の境内は広大で、お堂やお社などがいくつもあり、とても見どころのある歴史的な寺院でした。下記に私が参拝したときの順路を写真とともに説明したいと思います。
・仁王門
三井寺の正面入口。2階造りの立派な門で両脇に2体の仁王像が安置されています。国の重要文化財。
・釈迦堂
釈迦如来像が安置されています。釈迦堂向って左手には弁財天社があります。国の重要文化財。
弁財天が祀られています。弁財天は武術や学問に秀でた神です。
・金堂
御本尊である弥勒佛が安置されており(秘仏)、国宝に指定されています。かなり後ろに下がらないと全体像を把握できないほど大きなお堂でした。
金堂の入口前にある灯籠。
金堂の敷地内にある鐘楼。近江八景の一つに数えられており、国の重要文化財に指定されています。
金堂の左隣にあるお堂。中には泉が湧き出ており、近づくと水の綺麗な音が聞こえてきます。
金堂奥にある熊野権現社。熊野権現が祀られています。
・霊鐘堂
霊鍾堂には梵鐘が収められています。三井寺から奪った梵鐘を弁慶が比叡山まで引き摺ったことから、弁慶の引き摺り鐘といわれています。国の重要文化財。
・一切経蔵
堂内には一切経を収めた輪蔵があり、国の重要文化財に指定されています。輪蔵は人の背丈の二倍程もありました。余談ですが、京都の知恩院にも経蔵があります。内部は非公開です。
・唐院
唐院にある三重塔で、国の重要文化財に指定されています。
右から潅頂堂、長日護摩堂。潅頂堂は国の重要文化財、長日護摩堂は滋賀県指定文化財に登録されています。
四脚門は唐院の正門で、国の重要文化財に指定されています。
・微妙寺
十一面観音像が安置されており、湖国十一面観音霊場の第一番札所です。
・毘沙門堂
国の重要文化財。三井寺のお堂やお社にはない色鮮やかな色彩が印象的でした。
観音堂境内入口にたたずむお社。
・観音堂
如意輪観音像が安置されており、西国三十三所観音霊場の第十四番札所です。滋賀県指定文化財に登録されています。
六角形状の手水舎は、今まで参拝してきた神社仏閣の中でも珍しいものだと思います(個人的な感想)。
観音堂と六角形状の手水舎。
この舞台からは綺麗な月を観ることができそうですね。
右から百体観音堂、鐘楼。百体観音堂、鐘楼ともに滋賀県指定文化財に登録されています。
観音堂からは大津市や琵琶湖を眺望できます。
観音堂からさらに階段を上ると大津そろばんの碑がある展望台に行けます。展望台からは観音堂の伽藍をはじめ、大津市や琵琶湖を眺望できます。
大津そろばんの碑がある展望台からの大津市と琵琶湖の風景。
水観寺や護法善神堂などもありましたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。機会があれば随時更新します。JR琵琶湖線の大津駅から三井寺に向かう途中に琵琶湖疎水がありましたので、下記にて少しだけ説明します。
・琵琶湖疎水
琵琶湖疎水の始点。琵琶湖の水を大津市(三井寺)から京都市(東山)に送るために造られました。途中、京都市にある南禅寺の水路閣を通りますが、水路閣は長さ93m、幅4m、高さ9mのレンガ造りのアーチ形の水路橋で、とても見応えがあります。
4. アクセス
■最寄り駅
・JR琵琶湖線 大津駅 徒歩25分
・JR湖西線 大津京駅 徒歩20分
・京阪石山坂本線 三井寺駅 徒歩9分
※京都駅からの詳細はこちら
主に京都の観光客向けに目的地へのアクセスを紹介します。
三井寺 公式HP
京都駅から電車の場合
↓
↓京都駅
↓ JR湖西線新快速 10分 240円
↓大津京駅
↓
↓徒歩 20分
↓
三井寺
移動時間:30分・料金:240円
5. 周辺の寺社情報
三井寺の周辺寺社。